キム・ボルム選手の平昌オリンピック、女子マススタート決勝レース後、銀メダルを取ったにもかかわらず、

韓国の国旗を持ってリングを周回する中で、韓国の応援団の前でその国旗を氷上に起き、土下座とも取れる行動に物議を醸しています。

何故ここまでの行動をしなくてはならなかったのか?

キムボルム選手は2着でのゴール直後、ガッツポーズをしています。

単純に銀メダルを取れて嬉しいとも思いますが、そこにはメダルを取らなければならない理由があったのではないでしょうか?

今回は、キムボルム選手の土下座から韓国人が考えるの謝罪方法について。

また、どうしてもメダルが必要だった理由について考えてみました。

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韓国人の文化とは?

先ずは、土下座にまで至った一連の流れを見てみたいと思います。

パシュート置き去り事件から土下座までの流れ

チームパシュートは、スピードスケートの種目で3人が1組になり、協力しながらリングを6周し、タイムを競う競技で、最後は3人全ての選手がゴールラインを超えだ時点での記録になります。

特に、3人が協力しながらというのが重要となります。

【2月19日】

この日の韓国パシュートの代表は、キム・ボルム選手(25歳)、パク・ジウ選手(19歳)、ノ・ソンヨン選手(28歳)。

キムボルム選手とパクジウ選手は最後の1周で、2人のスピードについてこれないノソンヨン選手を置き去りにしてゴールし、8チーム中7位となる。

この7位となったのが問題ではなく、チーム戦であったにも関わらず、ラストスパートでノソンヨン選手の事を考えず、

自分勝手にゴールしたキムボルム選手とパクジウ選手の行動を問題視した。

さらにキムボルム選手は競技後のインタビューで、

「一緒に五輪出場を果たし、パシュートの練習に励んで来たが、最後にソンヨンオンニ(オンニとは、年上の女性を指す言葉)の体力が落ち、格差が広がった」

と笑いながら話した。

そして、コーチ陣がひとり泣くノソンヨン選手を慰める中、キムボルム選手とパクジウ選手はその場から去り、先に会場から出て行った。

さらに、パクジウ選手がその後のインタビューで、

「意思疎通に問題があり、正直ソンヨンオンニがこうなると考えていなかったわけではないけど…記録への欲もあって」

発言し、さらに非難が大きくなった。

この行動やインタビューが韓国内に放送されると、キムボルム選手のインスタには誹謗中傷するコメントが相次ぎ、インスタもネットも大炎上した。

そして、キムボルム選手とパクジウ選手に代表として、永久追放を求める署名活動が行われ、60万件以上の苦情が殺到。

【2月21日】

この騒動で、2日後にキムボルム選手と監督が会見を開き、謝罪。

その会見でキムボルム選手は、涙を流しながら、韓国やファンに、

「意思疎通ができなかった」

と謝罪を行った。

しかし、ノソンヨン選手に対しては謝罪をしなかったことで、また炎上。

騒動は収まる気配がなかった。

置き去りにした本当の理由とは?

韓国では、国を代表する競技では、成績が振るわなければ、どんなに頑張っても国民からバッシングを受けるそうです。

特にキムボルム選手は競技者としての実力もあり、美人アスリートと人気が高いため、チームの実力が及ばないせいで負け、韓国民から非難されるのは納得がいかず避けたいはずです。

その言い訳のために、自分の力は十分にあったが、ノソンヨン選手の実力が及ばなかったので、このような結果になった。

としたかったのでは、そして国民からのバッシングを回避したかったのではと思います。

日本人からすると、非難されて当然と思うようなことでも、韓国では自分を守る手段として言い訳をすることが当たり前になっているのかもしれません。

しかし、今回は会見でのコメントがあまりにも自分勝手すぎるのと、チームメイトのことを軽く考えているかのような、笑いながらの発言で、ここまで非難が大きくなったのではと考えます。

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韓国人が考える謝罪とは?

仮に、今回の件が、もし日本人ならここまでの騒動にはならなかったのでは、土下座をするまでには至らなかったのではと思います。

それが韓国では、メダルを取って謝罪。

何故ここまでしなければならなかったのか!

韓国では謝罪とは言葉だけでは本当に反省しているとされない文化があります。

本当に心から反省しているのであれば、「形」で示せと。

1988年に韓国で大統領を務めた全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領が、退任後に、在任中の様々な不正疑惑が露呈しました。

チョンドゥファン元大統領が国民の前で謝罪し、そのうえで、地方の寺で謹慎生活を送りました。

この謹慎こそが、チョンドゥファン元大統領が示した「形」。

日本では、謝罪をし、場合よっては罰を受けることになますが、

韓国では、自らここまでやらないと謝罪と受け取ってもらえない、そういう文化なのです。

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キムボルム選手の土下座には銀メダルが必要だった訳!

では、これを今回の件に当てはめてみました。

キムボルム選手は24日の女子マススタートで銀メダルを獲得しています。

さらにそのレース直後、韓国国旗を持ち、スケートリングを周回中に韓国人の応援席の前で止まり、土下座までしています。

日本人からしたら、ここまでする?

むしろここまでしたら許せると思いますが、

キムボルム選手が考えた韓国国民に対する謝罪には、何かもう一つ「形」となるものが必要と考えたかもしれません。

それが、メダルだと思います。

メダルを取ることで韓国という国に貢献する「形」を示し、その上で土下座という「形」で二重の謝罪の「形」を表したのではと考えます。

キムボルム選手は、銀メダルを獲得した後の会見で、

「国民のみなさまに申し訳ないという思いで土下座しました」

と理由を説明。

大会については、

「申し訳ないという気持ちしかない」

と述べ、

さらに、

「何か形で表したかった」

と言っていました。

この形で表すことこそが、なんとしてでもメダルを獲得し、謝罪をするという行動に繋がったのではないでしょうか。

まとめ

バッシングの中、キムボルム選手が銀メダルを獲得したのはとても「強い人間」だと感心します。

今回の一連の騒動から対応についてバッシングはまだ消えることはないでしょうが、

徐々に韓国でも許す声が上がっているようで、これからまた、普通に競技が出来るようなればと思います。

また、韓国政府が、メダリストに与える報奨金は、

金メダリストに6000万ウォン(約600万円)

銀メダルに3000万ウォン(300万円)

銅メダルに1800万ウォン(180万円)

となっているようです。

考えすぎかもしれませんが、キムボルム選手が今回の件で、報奨金まで手放すことがないよう願っています。

 

因みに、キムボルム選手の土下座のような格好が、韓国人が相手に対する最高の敬意を表する方法で、

「最敬礼」としているブログやツイッターもありますが、

正確には、ひざまづいても手は地べたに付けず、手のひらを完全に下向きにするのが本当の最敬礼です。

今回の一連の流れや、土下座のような体制から考えると、最敬礼ではなく、本当の謝罪だと思われます。

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