佐藤綾乃選手最後の種目「マススタート」が24日(土)20:00からいよいよ始まります。

準決勝の2組目にエントリーしている佐藤綾乃選手は、独特のシルバーのヘルメットにアゲハ蝶のマークが印象的。

マススタートの競技は、合計で6146.88mを滑ることになりますが、佐藤選手は長距離を得意とする選手で優勝経験もある実力者です。

この競技は、平昌オリンピックで正式種目となりましたが、先日行われ佐藤選手たちが金メダルを取った、

「パシュートとどう違うの?」

などパシュートとの違いを疑問に思う声が多いようですが、むしろショートトラックに近い部分もあり、

複数の選手が同時にスタートしシングルトラックを16周する競技で、ショートトラックと比較したほうがしっくりくるのではと思います。

そんなマススタートは、まだルールなど浸透していなく謎の競技である部分が多いと思いますが、

マススタートとはどのような競技か?

ショートトラックとの違いとは?

こういった疑問を調べてみました。

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マススタート女子出場選手は佐藤綾乃!

佐藤綾乃選手は、2017年11月のオランダのヘーレンフェインで行われたワールドカップの第1戦で初優勝している実力者です。

しかし、2017年12月9日にアメリカのソルトレークシティで行われたワールドカップ第4戦の女子マススタートのレースで転倒し、骨折をしてしまいました。

そのレースの終盤で、集団の中ペースを上げた際に周囲の選手と接触してしまい、リンクの内側にはじきとばされてしまいました。

車いすですぐに病院に向かい、ソルトレイクシティの大学病院で検査を受けた結果は右足親指先端の骨折で全治3~6週間と診断されたそうです。

しかし、長野市内の病院で再検査を受けたところ、ひびは入っていなかったという事でした。

そして12月下旬にはチームの練習に合流していたとのこと。

ですが、パシュートでは見事に金メダルに貢献していますので怪我の影響などは見られないかと思います。

【佐藤 綾乃】(さとう あやの)

生年月日:1996年12月10日(21歳)

身長:157cm

体重:56kg

出身地:北海道厚岸群厚岸町

大学:高崎健康福祉大学(在学中)

所属:高崎福祉大

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マススタート競技、謎のルールとは?

平昌オリンピックから正式種目となった「マススタート」とはどのようなものでしょうか?

マススタートのマスは、「マス=集団」という意味で、集団スタートといことで、複数名で行います。

陸上競技の5000mなどと同じように選手が同時にスタートラインに立ち、一斉に滑走します。

コースは、シングルトラック「384.18m」を16周滑走、合計で「6146.88m」となり、獲得ポイント制で順位を争います。(因みに、1500mなどの競技はダブルトラックで1周400m)

獲得ポイントは4周ごとの順位でポイントが加算され、上位6名が決勝に進むことが出来ます。

ポイントのシステム

4周通過ごと(4、8、12周)に、1位~3位の選手に中間ポイントが付与されます。

1位:5ポイント

2位:3ポイント

3位:1ポイント

そして、ゴールした後に、1位~3位の選手にファイナルポイントが付与されます。

1位:60ポイント

2位:40ポイント

3位:20ポイント

中間ポイントファイナルポイント合計で順位が決定します。

しかし、ファイナルポイントが60ポイントと高いため、中間ポイントで高いポイントを獲得していても、最終的に1着でゴールした選手の勝ちとなり、1位~3位は先にゴールした順番がそのままの順位となります。

「例:4週通過ごと(4、8、12周)に1位を出すと3回1位で15ポイント。

その選手が最後のゴールで2位の場合40ポイント。

合計で55ポイント。

それまで1ポイントも付いていない選手が最終の16週目で1位でゴールした場合60ポイント。

よって、結局最後にトップでゴールした人が金メダルとなります。」

なので、このポイント制は、4位以降の順位に影響してきます。

※接触事故が起こりやすい激しい競技であるので、危険防止のために、最初の1周は加速が禁止というルールがあります。

また、周回遅れとなった場合、レースが終了となり、他の選手の滑走を妨害するなどした場合、失格となるとなります。

マススタートで必要とされる技術は、

  • リンク内側のコーナーを回る技術力
  • 駆け引き力
  • レース展開を読む力

この3つが重要で、ショートトラックを特意とする選手が強いと言われています。

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マススタート競技とショートトラック競技の違いとは?

ショートトラックとは?

「ショートラック」は4名~6名で行う競技で集団スタートという点では同じですが、マススタートよりは少人数になります。

ショートトラックは1周が「111.12m」で、それを500m~1500m滑走します。

ポイント制はなく、他の競技と同じように勝ち抜き戦で行われます。

レース中の追い越しはいつでもどこでもOKですが、前の選手を押す、あるいは引っ張るなどの妨害行為をすると失格になります。

マススタートと同じように選手の接触が多く危険な競技です。

必要な技術も、コーナリングのテクニック、駆け引き、レース展開を読む能力が必要とされます。

特にコーナーを回るテクニックは1周が111.12mの為より高い技術が求められます。

マススタートとショートトラックの違い

トラック1周の距離

  • マススタート:384.18m
  • ショートトラック:111.12m

競技人数

  • マススタート:多い
  • ショートトラック:4人~6人

順位の付け方

  • マススタート:ポイント
  • ショートトラック:勝ち抜き

以上がマススタートとショートトラックの違いとなります。

まとめ

佐藤綾乃選手はマススタートの実力者ですが、去年の接触事故がトラウマにならなければ良いですが。

持ち前の明るいキャラクターで是非表彰台に登って欲しいです。

また、韓国のパクジウ選手が同じ組ですが、パシュートの3番手の選手を置き去りにしことはもう引きずっていないのでしょうか?

普通に出てくるようです。

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