井上尚弥選手の次戦はアメリカ進出が以前から噂されていますね。

その時期は9月頃になるのではないかとの声も上がっています。

その井上選手は果たしてアメリカで通用するのか、

ファイトマネーを左右するペイパービュー(PPV)システムとはどう言ったものかなど書いていきたいと思います。

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井上尚弥選手のアメリカ進出は何故9月なの?

井上尚弥選手プロフィール

生年月日:1993年4月10日(24歳)

プロデビュー:2012年10月2日

階級:WBO世界スーパーフライ級チャンピオン

戦績:(アマチュア)81戦 75勝 (48KO/RSC) 6敗

戦績:(プロ)12戦12勝(10KO)0敗

スタイル:オーソドックス(右ボクサーファイター)

身長:163cm

リーチ:170cm

出身:神奈川県座間市

所属ジム:大橋ボクシングジム

2016年9月10日、アメリカでローマンゴンザレス(ロマゴン)選手がWBCスーパーフライ級の世界王座を獲得し、

4階級制覇を達成した直後のリング上でのインタビューでHBOリポーターのマックス・ケラーマンが、

「今夜リングサイドにはWBO王者・井上尚弥が来場しているが、井上との統一戦に興味はあるか?」

と質問し、

「喜んで。井上と戦えるとしたら名誉なことです。」

と発言しました。

更に、2017年5月21日に行われる、WBO世界スーパーフライ級2位のリカルド・ロドリゲスとの防衛戦発表時に、

大橋ボクシングジムの大橋秀行会長から「アメリカから正式オファーが来ている」との発表がありました。

井上尚弥選手は以前から対戦を熱望していたWBCスーパーフライ級チャンピオンのローマン・ゴンサレス(ロマゴン)選手と年末に対戦するかもしれないと、大橋会長から聞いていたとのこと。

 

しかし、ロマゴン選手は2017年3月18日にアメリカのリングでタイ人の挑戦者シーサケット・ソー・ルンヴィサイ選手に判定負けを喫し、チャンピオンの座を失いました。

この一戦は、ロマゴン選手がスリップでダウンを取られたり、シーサケット選手のバッティングがあり、ロマゴン選手側から抗議を受け、

2017年4月4日、WBCはシーサケット・ソー・ルンヴィサイとローマン・ゴンサレスに対し再戦指令を出しました。

その再戦は2017年9月に行われるとのことです。

 

その、ロマゴンVSシーサケット戦に合わせて、井上尚弥選手のアメリカデビュー戦も同じリングで試合をする可能性もあるかもしれませんし、

このライバル関係(井上選手とロマゴン選手)の両者の試合を同じリングで魅せる方が興行収入的にもビッグイベントになるでしょう。

なので、井上尚弥選手のアメリカ進出初戦が、ロマゴン選手VSシーサケット選手との再戦が同時開催になる可能性は高いと思われます。

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井上尚弥選手のアメリカ進出初戦の相手は?

以前からスーパーフライ級での減量苦もあり、バンタム級に上げての試合も考えられると思います。

さらにアメリカ進出は先ず名前を売ることが必要になってきます。

 

なので初戦から世界タイトルマッチというわけにはいかず、最初はノンタイトル戦になるとも考えられます。

そこで、初戦をいかに派手な試合で鮮烈なデビューを飾れるかが、今後のアメリカでのビッグネームの選手とのマッチメイクをしてくれるかにかかってくると思います。

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井上尚弥選手のアメリカでの知名度は?

アメリカでは、中量級~重量級が主体で軽量級は人気があまりありません。

それは、KOシーン多いなどの派手な試合を好むからです。

まあそれは、アメリカに関わらず誰しもそういう傾向はあるかと思いますが。

軽量級の試合ではスピード、テクニックは素晴らしいと思いますが、パワーに関してはなかなか一発KOとは行かず、判定まで行く試合が非常に多いかと思います。

それとは逆に重量級の試合では、一撃で倒すKOシーンが多く、相手に攻め込まれてふらふらになりながらも、逆転KOというようなこともあり、こういう派手な試合を視聴者は非常に好みます。

では、井上尚弥選手もアメリカでの知名度は低いのでしょうか?

井上尚弥選手のアメリカでの知名度を一気に上げたオマールナルバエス選手との一戦

2014年12月30日に行われた試合で、ナルバエス選手は1ラウンドから、井上選手にダウンを2度奪われ、

2ラウンド目も井上選手にダウンを2度奪われ合計4度のダウンでナルバエス選手は立ち上がることが出来ず、

2回3分1秒KO負けを喫し12度目の防衛に失敗し、4年7ヵ月保持していた王座から陥落しました。

オマールナルバエス選手は、

  • WBO世界フライ級王座(防衛16回)
  • WBO世界スーパーフライ級王座(防衛11回中)

と、とんでもない数字を残していて、さらにプロ・アマ通して1度もダウンした経験がないという、アメリカボクシングの間で知らない人はいないくらいメジャーな選手です。

井上尚弥選手はその最強チャンピオンの、オマールナルバエス選手をたった2ラウンドでKOしました。

試合後、オマールナルバエス選手は、

「私のコンディションは良かったし、調整もきちんとしていたが、1ラウンドの一発目から効いてしまい、パンチ力に驚いた。

本当に超ストロングなパンチだった。

もっと上の階級のパンチ力だったし、パンチが速過ぎて見えなかった。気力ではなく体が限界だった。」

と言っています。

今までたったの一度もダウンしたことがないプロのボクサーがあっさり倒されてしまう程の破壊力を秘めたパンチ力とスピードはこれからもKOを量産していくのではないでしょうか?

そのオマールナルバエス選手との戦いを見て、井上尚弥選手はファイトニュース(アメリカの有名なボクシングサイト)の2014年の年間MVPに選ばれました。

これによって、井上尚弥選手の名がアメリカで一躍有名になりました。

井上尚弥選手のアメリカ進出のファイトマネーはPPV(ペイパービュー)次第?

hPPV(ペイパービューの仕組みとは?

アメリカでは日本のように地上波で、人気選手のプロボクシングの試合を観ることができません。

アメリカプロボクシングの試合で、人気選手のTV放送は、PPV(ペイ・パー・ビュー)といって、50ドル〜70ドル(約6000円〜8400円)のお金を払って視聴する仕組みになっています。

ボクシングのペイ・パー・ビュー放送は、HBOがほぼ独占していますが、HBOを契約している視聴者向けに、通常のボクシング中継も放送しています。

ですが、人気ボクサーになると試合がペイ・パー・ビューで放送されるようになり、視聴者が増えれば増えるほど、多くのファイトマネーを稼ぐことが出来るようになります。

ボクサーにとって、ペイ・パー・ビューで試合が放送されることは一種のステータスになっているとのことです。

井上尚弥選手が手にできるファイトマネーは?

アメリカのプロのリングで活躍できる選手というのは「PPVの売り上げの良い選手」ということになります。

「PPVの売り上げの良い選手」=「アグレッシブに攻める選手、派手なKOを魅せてくれる選手」ということになります。

要はボクシングファンに、

「この選手の試合が見たい!」

そう思わせることができれば、いくらでもファイトマネーを手にすることができます。

逆に活躍できない選手はPPVの売り上げも悪く、そうすると、貴重な放送枠を使い売り上げも伸びないことになり、試合も組んでもらえなくなり、アメリカでリングに立つことができなくなります。

では、井上尚弥選手はどうなのでしょうか?

2014年12月30日に行われたオマールナルバエス選手との一戦で、アメリカですでに名前が売れています。

それに、早いラウンドでのKOなど、パンチ力もあることが分かっています。

なので、十分にアメリカのリングでプロフェッショナルとして魅せる試合ができ、ファンの要求に応えることができるプロのボクサーであるといえるのではないでしょうか。

それは、PPVの売り上げも稼ぎ、巨万のファイトマネーを手に入れることができると思います。

まとめ

アメリカのリングでは、中量級~重量級が主体で軽量級はあまり人気がないのが事実ですが、それはあくまでも、

試合が派手でKOが多いなどボクシングファンを引きつける内容の試合であるためで、軽量級でも同じような試合ができれば、

同じようにお客さんを呼べるということではないでしょうか。

ですが、あまりいいことばかり書いてはいられないのは、

1990年代のWBC、WBA、WBOミニマム級世界王者、IBF世界ライトフライ級世界王者の2階級を制覇している天才と呼ばれた、

リカルド・ロペス選手でさえも、そのあまりの強さに、ライバルがいなく、ヘビー級の前座に甘んじることが多かったとのことです。

今は時代も違うので、井上尚弥選手の圧倒的な実力、パフォーマンス、カリスマ性でアメリカのリングや世界でも歴史に名を残せるボクサーになるような試合を楽しみにしています。

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